開発実績

制御基板のリバースエンジニアリング

製品分類基板・ボード
業界・用途産業機器
対応領域基板設計
制御基板のリバースエンジニアリング

事例詳細

当事例は、制御基板の小型化に対応した基板設計(改版)の開発事例で、既存の回路図に基づくレイアウトの再設計を承りました。

当該基板は初期開発の段階で製作されたものであり、後から不具合対策や仕様変更に対応できるよう、部品配置や配線に十分な余裕を持たせた設計となっていました。その後、実機での稼働を通じて問題なく機能することが確認できたため、お客様より「実装スペースを縮小したい」とのご要望をいただき、小型化を前提とした改版設計を進めました。

設計にあたっては、お客様よりお預かりした回路図をもとに、既存パターンの流用ではなくレイアウトをゼロから再設計しました。初期開発時に確保していた対策用の余裕スペースを見直し、部品配置および配線を最適化することで、従来比で面積比55%まで小型化しています。

また、従来基板ではアナログ回路とデジタル回路が混在しており、デジタル信号のノイズがアナログ側へ回り込むことで動作が不安定になる事象が発生していました。そこで、アナログ部とデジタル部を明確に分離し、グラウンドおよび電源系統の分離、ノイズ源となる配線の引き回し見直しを行うことで、動作の不安定を解消しました。

これらの設計により、機能・性能を維持したまま面積比55%への小型化と動作安定性の向上を同時に実現し、お客様のご要望を満たすことができました。

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