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射出成形の簡易型と量産型の具体的な違い
- 射出成形
射出成形における簡易型と量産型の違いは、試作段階から量産立ち上げまでの品質、コスト、納期に大きく影響します。本記事では、射出成形の簡易型と量産型の具体的な違いについてご紹介します。
簡易型とは
簡易型とは、主に試作や小ロット生産を目的として用いられる射出成形用の金型です。量産前の設計検証や機能確認を短期間で行うために活用される点が大きな特徴です。
一般的にはアルミ材や鋼材を使用し、加工工数を抑えて製作される傾向があります。
また、製作コストが低く、短時間で製作が可能というメリットもあります。
量産型とは
量産型とは、長期間にわたり安定した量産を行うことを目的とした射出成形用金型です。
射出成形 量産型は、数万個から数十万個以上の成形を前提に設計される点に特徴があり、主に焼入れ鋼などの高耐久材料が使用され、高精度な加工が施されております。
簡易型と量産型の違い
簡易金型は初期費用が安い
射出成形の簡易型は、初期コストを抑えやすい点が特徴の一つとして挙げられます。
また、設計検証を目的とする場合、過度な投資を避けられる点は大きなメリットです。
一方で、射出成形の量産型は初期投資が高額になりやすい傾向があります。
長期的な量産加工のトータルコストは安価になりやすい。
簡易金型は開発スピード・納期が早い!
射出成形の簡易型は、金型製作期間が短い点が大きな強みです。
設計完了から短期間で成形品を確認できるため、開発スピードが向上し、設計修正のサイクルを高速化することが可能となります。
金型の耐久性や品質安定性を求める場合は量産金型が最適!
射出成形の簡易型は、成形回数に制限がある点があります。簡易材質のため、摩耗や変形が発生しやすいです。そのため、長期的な寸法安定性はズレやすい傾向があります。
一方、射出成形の量産型は高耐久材料を使用し、長寿命設計が考慮されていることが多いため、量産型は安定した品質を長期間維持できる点が大きな強みです。
射出成形の簡易型、量産型の製作はワンストップ部品加工センターにお任せください
今回は、射出成形の簡易型と量産型の具体的な違いについてご紹介しました。ワンストップ部品加工センターを運営するSST設計開発センター株式会社では、独自の加工ネットワークを活かし、短納期対応ができるだけでなく、成形機サイズ3,000トンの簡易型まで対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
